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宝石の買い付けと仕入れの違い〜その二〜 
2006.02.23.Thu / 00:00 
宝石の買い付けの仕事は、宝石の仕入れの仕事のなかで重要な仕事になります。

宝石の買い付けには、海外に行って宝石を買い付けする場合と、海外から入ってくる宝石を買い付けする場合との二通りがあります。

まとめて宝石を買い付ける時や高価な逸品とか、こだわりの宝石をいくつか探しているときには、海外で買い付けに出かけた方がチャンスは広がります。

こういうと海外で買った方がお得な感じがすると思われるでしょうが、海外で買った方が、本当に有利かどうかは、一概にはいえません。

あくまで、品物次第です。海外から国内へ入ってくる宝石を買い付けする方が、流通経路などによっては、値段的に安いこともありますし、欲しい品質がそろっていているケースは結構あります。
また、すぐ手元で見れるという利点はとても大きいでしょう。

自分の欲しいものが探せるかどうか?そこにあるのは、自分の欲しい値段で買えるのか?

これが、海外でも国内でも共通した買い付けの原点なのです。

企業では、宝石は買い付けたあとに仕入れをしなければいけません。

一度は、聞いたことがあるかもしれませんが、買い付けした宝石は、宝石の目方があっているかどうか、買い付けた宝石が不良品でないかどうか?仕入れ前の検品を行います。

その後で、買い付けてきた宝石に商品番号をとって仕入れ処理を行います。

そして買い付けた宝石が複数の場合には、必ず一つ一つに仕入れ原価を振り分けます。

これらは、宝石の商品の管理上にも、企業の会計上としても重要なことです。

例えば、宝石の大きさや品質がおなじものであれば、同じ原価が割り振られて、宝石の大きさや品質の違うものがある場合には、単純にいえばそれに応じて原価を割りふります。

そして、更に仕入れた後にも仕事は発生します。

企業によって、違いはありますが、仕入れた宝石を評価して、価格の上下感が妥当かどうか見直しして企業の価格方針に基づいて価格決定を行うのです。

企業によって買い付け担当者の仕事の責任の範疇は、変わりますが、仕入れた宝石は、売らなければいけないことには変わりありません。

このように、宝石の買い付けと仕入れの違いといえば、買い付けする仕事は宝石の仕入れの仕事のなかで重要な仕事ですが、買い付けとは仕入れの仕事のなかの過程にあてはまるということなのです。

買い付けにも仕入れにも肝心なことは、買い付けた宝石を売る責任を背負っていること。

買い付けた宝石を売る必要のない個人のひとは、本当に満足できるかどうか買うときにご自分に責任をもつこと。

きびしい話しになりましたが、それでもやっぱり宝石の買い付けは、楽しさいっぱいなのです。

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プロフィール

てぃびさん

Author:てぃびさん
大学を卒業後、G.I.A.G,G. (米国宝石鑑定士)を取得。
その後、大手宝飾品メーカーに入社し、ダイヤモンドの鑑定を皮切りに、海外でのカラーストーンの仕入れからジュエリーの企画、販売へと従事し、宝石にまつわるエトセトラを学ぶ。
退社後、海外の宝石のマーケットや原石の採掘現場などにおもむき宝石の買い付けや買い付けのご相談の仕事をやっています。

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