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2006-05-15 03:50 | カテゴリ:宝石
20060514231326

最近、宝石の良し悪しを間違って解釈しているひとが多い。

内包物の少ないテリのある石が優れた品質の宝石だ。

このフレーズだ。

ここまでは、いい。

そして、ここから良くある表現としては、テリのある宝石は、石の内包物が少ない。

だからいいものだと・・・

内包物という言葉がネガティブにとらわれやすいために、テリのある石が、イコール内包物が少ないものとは、ちょっとおかしい。

これでは、あまりにもテリについての認識がうすっぺらすぎる。

特にインターネットなどの画面上の宝石の画像を見ていると、あまりにもそういうテリ立ちの石が多い。

そして色あいに深みのない石ばかりが目立つ。

エメラルドで例えれば、色つやの優れた石とは、グリーンが濃く、テリ立ちの石とは、グリーンは薄い。

またルビーで例えれば、深い赤が色つやの優れた石で、ピンク系の石がテリ立ちの石だ。

色つやとテリとの相関した関係のうえに、宝石の品質の良し悪しがある。

これが正解だ。

テリのある石のなかには、インターネット上で画像にすると内包物が目立ってしまう石でも肉眼や10倍ルーペでみても石の内包物などは気にならないテリのある宝石は、実際にはいくらでもあるし、テリは少し弱くても色立ちの優れた石もいくらでもある。

石の内包物はあっても、色のすぐれたテリのある石とは、エメラルドやルビー、サファイア、アレキサンドライトなどがその代表格としてあげられる。

画像の色範囲には色の再現性に限界があるため、インターネットの画面上(RGB空間)では、特に緑や赤などの色の濃さは画像では実物のように見えるようには表現しにくい。

そのうえ画面上では、実際に宝石を肉眼や10倍ルーペでみたときよりも、インクルージョンが際立ってみえてしまうから、多くのネットショップでは、インクルージョンの少ない色の淡いテリ立ちのある石ばかりを取り扱っているのが目立つ。

エンドユーザーが画像を通して、見た目のネガティヴなイメージを受けるのをさけるために、なかには、この手のテリ立ちの宝石ばかりを推奨している宝石店もあるくらいだ。

しかしながら、これでは、宝石の一部分の魅力しかとらえていない。

宝石の魅力の深みや本質などを決して伝えようとしていないからだ。

ひとこと述べれば浅すぎる。

まあ、それはそれでもいい。

だがそれが特にいいものだと誤解をうむことようなことだけは言わないで欲しい。

もしジュエラーの端くれであるのなら・・・

全く残念な限りだ。

宝石を語る・・・

誰が何を語ってもいい。

それは、わたしをも含めて・・・

ただ、その真実は宝石だけが知っている・・・

ps-写真はサファイアやガーネットの買い付けのカラーサンプルのひとつです。

イメージ写真なので、品質をおみせしているわけではありません。(念のため)

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