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2006-04-16 20:50 | カテゴリ:買い付け
宝石の買い付けをどこでするのが、いちばんいいのか?

あるいは、どこで買い付けするのが本物の姿なのか?

誰もが興味のしめすところだ。

鉱山でも石を買えるチャンスはあるし、鉱山付近のマーケット、カッティングファクトリーの集まる町のマーケット、取引が盛んな買い付け事務所のあつまるオフィスビルディング、そして日本国内も含めて宝石の買い付け現場はさまざまである。

どこで、買い付けするのが、いちばん有利な買い付けができるのか?

みなもとへ行けば行くほど、自分に有利な買い付けができるとイメージが先行して思われがちであるが、そこに行っても、必ずしも自分に有利な買い付けが出来るわけではない。

それぞれの場所によって、買い付けのリスクとメリットは異なるし、みなもとへ行けば行くほど買い付けのリスクも増える。

また、リスクを背負えば、メリットが増えるとは決して限らない。

イメージとしては、宝石の鉱山で直接石を買ってくることや、宝石の鉱山付近の町で石を買い付けること自体が、イコール石を安く買い付けることができるということに思われがちであるが、現実的にはそんなに甘いものではない。

まず、鉱山では、われわれが、石を直接買うことのメリットなどはほとんどない。

メリットのあるひととは、誰か?

優良な鉱山を探し当てたものとその鉱山を所有しているひと、それに鉱山の採掘権を買っていい結果(莫大な量か歴史的にのこる逸品を採掘できたもの)の残せたもの、そして、カッティング前のラフのブローカーやそれらを金額的にまとめて買い付けることの出来るひとたちに限定される。

鉱山を探し当てたものも、鉱山を所有しているひとも、鉱山を所有する前から、鉱山を所有するために目標の石が採掘されるかどうかその調査にたいして莫大な費用と年月をかけている。

また、ときには、前の鉱山の所有者から採掘の権利を得てオーナーになったものもいるだろう。

いずれのオーナーも、鉱山から石を採掘するために沢山の人件費やジュウキなどの設備費を費やし、鉱山を操業するために
さらに莫大な金額と年月を要している。

これほどの資産を投じるリスクがあって、はじめてメリットがうまれる可能性が出てくるわけだ。

一方、カッティング前のラフのブローカーやそれらを買い付けするひとたちも鉱山とべったりリスクを背負う人間はそう多くはいない。
鉱山が死活すると自分たちも運命をともにするのはとても大きなリスクだから彼らはさまざまな鉱山にリスクを分散させている。

そして、そこから出てくるラフを買い付けするのが、カッティングファクトリーの人間たちだ。

彼らは、ラフのカッティングロスや石のカッティング後の品質について莫大なリスクを背負う。

カッティングファクトリーの人件費や設備そのもの自体は莫大なリスクでもないが、商売になる石をいつもカッテイングし続けることができるかどうか?あるいは、カッテイングした石が次へと流通させることができるのか?これらを含めると非常に大きなリスクになる。

それらのリスクを分断するために、量的にも金額的にも石を売り続けなければならない。

これらの石が、カッティングファクトリーの集まる町のマーケットと取引が盛んな買い付け事務所のあつまるオフィスビルディング
に一気に吐き出されるわけである。

ここで、はじめてわれわれが石を直接買うことのメリットが出てくるのである。

値段的にも安定しているし、量的にも品質的にも恵まれているから、買い付けしたい宝石を十分に吟味することができる。

だからラフや特殊な宝石を除いては、山の近くで買わないといい買い付けができないなんていいっているひとは、こと買い付けに関しては素人同然である。(売り手の勝手な論理にすぎない。)

鉱山近くのマーケットの存在はイレギラーな位置づけではあるが、カッティングされたものでも出物は確かに出てはくる。

ただ、原則はラフをかわなければメリットはあまりない。

カッティングされた石はここにとどまるよりは、量的にも金額的にも品質的にもビジネスチャンスのあるマーケットに集まる。

カッティングされた石については、一般的に流通していない石を除いては、買い付けするメリットはあまりない。

残された石。

ここで、カッティングされた一般的な宝石を見れば、答えは次第にわかる。

イメージの産物と実物の評価の違い。

これはシビアだ。

ただ、買い付けのスタイルを山に追い求めることもバイヤーの自由だ。

また、売り手の論理もそれぞれ自由だ。

宝石の買い付けの仕方にも売り方にも正解などないから~

自由そのものだ・・・

(写真は後日掲載)

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