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2006年09月の記事一覧
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タイのクーデター影響は? 
2006.09.21.Thu / 14:36 
タイでクーデターが起きた。

タイで商用の計画をそろそろしようとしていたが、当分静観することに決めた。

数年前、パキスタンに宝石を買い付けへ行ったときに、もし一日出国するのが遅れていたら、クーデターに巻き込まれ、しばらく出国不可能になったことを思い出したからだ。

実際に、出国可能になるのは、約1週間後だったと思うが、クーデター直後に出国禁止令が出てからは、それがいつ解除されるかも見通しがつかなかった。

クーデター自体が不測の事態だから、直後にどうなるかなど誰にも予測はつかないはずだが、今回のタイのクーデターは当時のパキスタンのクーデターとかと比べて全く平穏な感じに伝わってくる。

タイとパキスタンでは、勿論クーデターの目的も国家の性質にも大きな違いがあるが、クーデターは、やはりクーデターだ。

クーデターそのものに問題があるので、しばらくのあいだ安心とはいえないと思う。

クーデターがタイの国民や海外からきた在住者に混乱や不安をあたえていることには間違いないし、経済への影響も同様だ。

さて、本題の宝石関連にたいしての影響はどうだろうか?

以下は、あくまで予想でしかないが…

・宝石の輸出入の取引量に影響があらわれ、価格が不安定になるかどうか。

・鉱山の利権関係と今回のクーデターが影響していないかどうか。

このあたりが懸念されるが、多少影響が及んでも大勢にはおそらく問題ないと思う。

それより安価なジュエリーやアクセサリーの方はちょっと問題かもしれない。

・アクセサリーを製造する工場の稼動がどうか?

・その後の輸出スピードに影響がでないか?

・銀などの地金相場が高騰しないかどうか?

タイで仕掛品を持っているところは、今後の計画に頭を痛めているところが既にあると思う。

手ごろな安いジュエリー、アクセサリーはヨーロッパやアメリカ、日本で売られているものはタイで作られているものが意外に多いから販売価格にも影響がでるくるおそれもある。

携わる立場によって問題点は違うが、生産拠点の問題や輸出、仕入れにかかわるまで、今後どうしていけばいいのか末端の小売店まで影響が出そうな気がする。

このタイミングでは、何も書かないで、何も言わないほうが賢明だが、しばらく静観しながらも今後の買い付けの対応策については考えておきたいところだ・・・

クーデターからタイがなによりいち早く平穏な状態に回復することを心から願っています。

P.S.-やっと風邪から回復しました〜ご心配をおかけいたしました♪

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究極のエメラルドハートカット 
2006.09.18.Mon / 03:15 
20060918031358

エメラルドのハートカット0.68ct。

これも、わたしのコレクションのなかのお気に入りだ。

珍しく透明感が高く、濃いグリーンで、石のカッティングも上々の仕上がりの逸品!

このところ、ハートカットの宝石ばかりにお呼びがかかっている。

既製品のジュエリーには、ハートカットの数が特に少ないせいだろう。

特に少ないはなぜか?

ハートカットの石は、ひとつひとつカッティングの状態がことなった石が多いから量産品として作るには手間がかかる。

形をそろえて、いいものに絞って石を買い付けするには、生半可な努力では、数が集まらないし、期間もかかる。

それが容易に出来るのは、一部の半貴石くらいだ。

そして、無理をしてあつめたところで、沢山売れるとは限らない。

大方こんなわけで、ハートカットのジュエリーが、なかなか見つからないのが現状だ。

実は、このエメラルドに早速オファーがあった。

特にエメラルドのハートカットのいいものは、見つけることすら、たやすいことではないので、またまた複雑な気分になる。

なりチュウ〜(笑)

中にはリカットして、いいものに仕上げたものもあるので、オファーがかかれば、こだわりがいもある。

しかしハートのリカットは必ずしも形が良く成功するとも限らない・・・

売れてしまえば、いちから石を探すところから始まって、またリカットも検討しなければならない。

ホント楽な仕事じゃあないですね〜

オーダーあるのは、うれしいけど・・・

只今当方、風邪で少しぼやきっぽいので、ブログみたひとは、最後は石の写真クリックしてみて癒されてください。

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続きは、次回の更新で〜

お楽しみに〜

P.S.-前回のピンクサファイアのこたえ

どっちがいいかは、好みの問題です。わたしのなかでは、ふたつとも甲乙つけがたい石なんです。

今日のひとこと

宝石には、絶対とはいえないグレーゾーンがある。買い付けは好みがあるから面白い!
以上

今日は、グリーンガーネットさんの締めことばで!

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ズバリ!ピンクサファイア 
2006.09.14.Thu / 03:36 
20060914033451

ピンクサファイアの1.57ct。

これもわたしのピンクサファイアのお気に入りのコレクションだった。

それも、今となってはもう過去形(笑)

前回のピンクサファイアと今回のピンクサファイアは、わたしにとって両横綱の存在。

ここで突然クイズです。(答えは次回更新時の最後に掲載)

どっちが東でしょうか?

ちなみに、強い横綱の方が、東なんです。(相撲知らないひとへ参考までに・・・)

それでは、勝手ながら本文へ戻ります。

他にもまだ横綱がひとりいるけど大きさが少し小さいのでそれは張出横綱。

今回晴れて、それが東の横綱に昇格したので、まずは拍手!(あやしく勝手に盛り上がってて、すみません♪)

さて、前回の続き・・・

>では、なぜこのコレクションのピンクサファイアをお客さまに見せたのか?(注:前回ブログの写真のピンクサファイア)

>そのわけとは…?

>そして、これがきっかけになって事態は、さらに予期できないことに発展してしまう・・・

そのお客さまストライクゾーンぎりぎりじゃないと、興味を示してくれないからついその気になって、えいっ!て見せたら、一発でお客さまの内角低目へぐさりと侵入!

この石見せたのが、はじめてのひとでビンゴ!

ところが、ここから予想以上に長かった〜

買って頂けるのか、どうなのかはっきりしない!確かに内角低目だったけど!?

それで、あまりに長いので、これじゃあ石がかわいそうなので、次のお客さまに石の写真だけおみせしたら、その時は別の種類の石を即断即決していただけた。

そのあと内角低目のお客さまからやっとお買い上げいただけるってお返事いただいて、これで、ピンクサファイアのひとりの横綱は、わたしの手元からついに引退。

すると、即断即決のお客さまからあの写真のピンクサファイアが欲しいとの連絡あり。

横綱はひとりじゃなかったので、もうひとりの横綱をお見せしたら、これも早くも引退。

ただ、そのお客さまは、前の写真のピンクサファイアの方が良かったみたいで、なんだか大きな借りが出来てしまった模様〜

このとき、わたしは、このお客さまへいつかパライバトルマリンのコレクションをお見せしようと決意した・・・

ホントに持っておきたい石ばかり・・・

そして、そのいつかがなんと早くもやってきた〜

続きは、次回の更新で〜

お楽しみに〜

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幻のピンクサファイア 
2006.09.12.Tue / 03:39 
20060912033747

ピンクサファイアは、実に奥が深い。

ピンクのなかでも魅力的な色合いの種類は、いく種類にも及ぶ。

ただ、石のプロポーションが抜群に優れたカッティングのものは、極めて少ない。

この1.6ctのピンクサファイアもそのうちのひとつだ。

最近、ピンクサファイアを何年も探し求めるお客さまに試しに見せてみたら、ほんの束の間にわたしの手元を離れてしまった。

わたしのピンクサファイアのコレクションからの秘蔵っ子だったから、少し複雑な心境だったが、本当に宝石を好きなお客さまだったので、とても喜んでいただけた。

その笑顔だけが、ちょっとだけ救いになった。

ええっ?

ちょっとだけ救いになった?

もったいぶるのは、なんで!?

きっと、だれもがこう思われるでしょう・・・

いい宝石は、ホントになかなか手に入らないんです(笑)

しかし、こう言ってしまっては、ジュエラーとして失格なわけで…

では、なぜこのコレクションのピンクサファイアをお客さまに見せたのか?

そのわけとは…?

そして、これがきっかけになって事態は、さらに予期できないことに発展してしまう・・・

続きは、次回の更新で〜

お楽しみに〜

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プロフィール

てぃびさん

Author:てぃびさん
大学を卒業後、G.I.A.G,G. (米国宝石鑑定士)を取得。
その後、大手宝飾品メーカーに入社し、ダイヤモンドの鑑定を皮切りに、海外でのカラーストーンの仕入れからジュエリーの企画、販売へと従事し、宝石にまつわるエトセトラを学ぶ。
退社後、海外の宝石のマーケットや原石の採掘現場などにおもむき宝石の買い付けや買い付けのご相談の仕事をやっています。

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