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2006年02月の記事一覧
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タイのチャンタブリの宝石買い付け〜その一〜 
2006.02.27.Mon / 03:14 
朝早くから雨が降り続き、宝石の買い付けには、ちょっと気をつけないといけない外の明るさです。

いくらなんでも暗いかんじなので、午前は写真撮って午後から様子みて、宝石をみてまわることにしました。

明日、撮った写真をアップしておきます。

さて、買い付けのはなしになりますが、通常、タイの日中の光りは、日本よりも強いので、天気のいいときの方が、気をつけなければいけません。

以前にタイでルビーやサファイアを買い付けして、日本で見たときに、タイでみたときよりも暗かった経験もあります。

こういうと、素人なんじゃないかといわれるかもしれませんが、あらかじめにわかっていても、こういうことは起こりえるのです。

まあ、全てがそうであれば、やっぱり問題ですが、あくまで一部といっておきましょう。

その代わりに、どんなタイプのルビーやサファイアが特に気をつけなければならないかを把握することが出来たのは良かったことです。

きっと宝石のバイヤーなら最低一度は身に覚えのあることでしょう。

こういうことないひとの方が、そのひとの買ってる石ホントに、いい石なのか?って思ってしまいます。

まあ、こんな感じのジメジメした天気なわけです。

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鑑別と鑑定の違い。そして買い付け! 
2006.02.26.Sun / 04:32 
宝石の鑑別とは、おおまかに言うとその石が何の種類の宝石なのか、あるいは天然石か合成石なのか、それとも処理された石なのかなどを見分けて(鑑別して)表示する事をいいます。

そして宝石の鑑定とはダイヤモンドのグレードを分類して表示することを意味しています。

カラーやカット、クラリティー、キャラットの4Cは、ダイヤモンドのグレーディング項目の要素です。

宝石は重さの単位が、ct(キャラット)で表示されていますので、ダイヤモンド以外の宝石も同様に鑑定されていると思われがちですが、ダイヤモンド以外の宝石はダイヤモンドの鑑定基準にそっくり当てはまるわけではありませんので、一般的には鑑定書は、求められていません。

さて早速、宝石一辺倒のはなしになってしまいましたが、みなさんのなじみのある鑑定とは、なんでしょうか?

きっと骨董品やコレクター品のように価値を値ぶみできることやそれが本物か偽者なのかを見極めることではないでしょうか?

これは、さきほど説明した宝石の鑑定とは、少し意味が違いますよね〜

宝石を買い付けするためには、骨董品のように宝石の価値を値踏みする能力が必要です。そしてなおかつ宝石の値踏みと鑑定や鑑別との関連性が把握できていなければいけません。

少しまわりくどくなりましたが、実際に宝石の買い付けには、どのくらいの能力が求められているのでしょうか?

これは、十数年前に私が、宝石業界に入る前に知っておきたかったことです。

一般のひとたちがいい買い付けが出来るようにするためには、何が必要なのか?

また、これから宝石のバイヤーを目指している人には、何が必要なのか?
 
それからプロのバイヤーには、一体どんなこだわりがあるのでしょうか?

皆さまが、興味の持てる話しばかりをこの場で明かせるかどうか、具体的にはまだ私にもわかりませんが、このはなしの続きは後日〜

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幻のパライバの買い付け〜その一〜 
2006.02.25.Sat / 21:31 
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奇跡的なタイミングと運にもめぐまれていたとしか他にいいようがありません。なかなか高値でも見つからない品質のすぐれたパライバを買い付けすることが出来ました。ここ十数年のものあいだに、パライバトルマリンの値段は随分あがってしまっているどころか、満足できる品質のパライバさえ少なくなってしまってるからなのです。このパライバのカラーは水色からブルーの間で、プールカラーの付近(謙虚にそう表現しておきます。)です。インクルージョンも少なくて、石の輝きもかなりいいと思いませんか?インターネットで他のホームページを見て、比べてみれば、このパライバの良さがわかってもらえるかもしれません。こんな宝石が、買い付け出来た時には、思わずよろこびがこみあげてしまいます。画像のパライバの詳細は後日発表いたしますので、こうご期待ください。

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香港の買い付け 
2006.02.25.Sat / 21:26 
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この日の商談が終わるころにはすっかり窓のそとは、日がおちる寸前でした。この日は外が暗がりになるまで買い付けする宝石をピックアップしたので、次の日にもういちど見直すことにしました〜あまり時間にゆとりがないといい買い付けするのは難しくなります。
香港の夕暮れをみて、クールダウンのひととき。

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宝石の買い付けと仕入れの違い〜その二〜 
2006.02.23.Thu / 00:00 
宝石の買い付けの仕事は、宝石の仕入れの仕事のなかで重要な仕事になります。

宝石の買い付けには、海外に行って宝石を買い付けする場合と、海外から入ってくる宝石を買い付けする場合との二通りがあります。

まとめて宝石を買い付ける時や高価な逸品とか、こだわりの宝石をいくつか探しているときには、海外で買い付けに出かけた方がチャンスは広がります。

こういうと海外で買った方がお得な感じがすると思われるでしょうが、海外で買った方が、本当に有利かどうかは、一概にはいえません。

あくまで、品物次第です。海外から国内へ入ってくる宝石を買い付けする方が、流通経路などによっては、値段的に安いこともありますし、欲しい品質がそろっていているケースは結構あります。
また、すぐ手元で見れるという利点はとても大きいでしょう。

自分の欲しいものが探せるかどうか?そこにあるのは、自分の欲しい値段で買えるのか?

これが、海外でも国内でも共通した買い付けの原点なのです。

企業では、宝石は買い付けたあとに仕入れをしなければいけません。

一度は、聞いたことがあるかもしれませんが、買い付けした宝石は、宝石の目方があっているかどうか、買い付けた宝石が不良品でないかどうか?仕入れ前の検品を行います。

その後で、買い付けてきた宝石に商品番号をとって仕入れ処理を行います。

そして買い付けた宝石が複数の場合には、必ず一つ一つに仕入れ原価を振り分けます。

これらは、宝石の商品の管理上にも、企業の会計上としても重要なことです。

例えば、宝石の大きさや品質がおなじものであれば、同じ原価が割り振られて、宝石の大きさや品質の違うものがある場合には、単純にいえばそれに応じて原価を割りふります。

そして、更に仕入れた後にも仕事は発生します。

企業によって、違いはありますが、仕入れた宝石を評価して、価格の上下感が妥当かどうか見直しして企業の価格方針に基づいて価格決定を行うのです。

企業によって買い付け担当者の仕事の責任の範疇は、変わりますが、仕入れた宝石は、売らなければいけないことには変わりありません。

このように、宝石の買い付けと仕入れの違いといえば、買い付けする仕事は宝石の仕入れの仕事のなかで重要な仕事ですが、買い付けとは仕入れの仕事のなかの過程にあてはまるということなのです。

買い付けにも仕入れにも肝心なことは、買い付けた宝石を売る責任を背負っていること。

買い付けた宝石を売る必要のない個人のひとは、本当に満足できるかどうか買うときにご自分に責任をもつこと。

きびしい話しになりましたが、それでもやっぱり宝石の買い付けは、楽しさいっぱいなのです。

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海外のジュエリーショーで 
2006.02.21.Tue / 20:46 
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素晴らしい翡翠のジュエリー!海外のジュエリーショーならではの豪華な一品!ダイヤモンドと翡翠とのバランスが繊細だと思いませんか?それにしても見事な翡翠です。強烈なスポットライトが当たっているので、このままの状態じゃあ正確に値踏みすることも出来ませんが、欲しいお客様がいればきちんと見て値踏みしなければいけません。それにしても豪華過ぎて日本では欲しいひとはなかなか見つからないでしょうね〜

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宝石買い付けの光線〜その二〜 
2006.02.21.Tue / 00:43 
宝石は、室内でみることがほとんどです。

宝石を買い付ける時には、北光線の差し込む窓際で宝石を見ることが通常ですが、必ずしも窓際が北向きとは限りませんし、その日の天候次第で明るさも変わります。

前にも触れましたが、光りの強さに気を配りながら、宝石をみることが大切です。

また、ジュエリーショーなどでは、ハロゲンランプの明かりのしたや蛍光灯下で宝石を見ることがありますので、この点には特に注意しておかなければなりません。

私の場合、デイライト(蛍光灯の種類)でも宝石を見ることに慣れて
いますので、ジュエリーショーで宝石を見るときや買い付けの部屋が暗くなったときには、デイライト(蛍光灯の種類)のしたで見るようにしています。

但し、デイライトにも光りの強さに違いがあるので、注意が必要です。

どんな宝石がどんな明かりのしたで、どのように見えるのか?

また、品質の違いによってはどのようにみえるのか?

これを知らないと、どんな光りのしたで宝石を見比べてもどうしても雑になってしまいます。

いろんな光りの下でどれだけ沢山の宝石をみて、これらの違いを頭のなかにインプット出来ているのか?

謙虚に自分の基準をもつことが宝石の買い付けでは大事なことです。

人間、見ている環境が変わるとどうしてもとまどいを覚えるのは仕方ありません。

このとまどいを必要最小限にして、工夫をこらして宝石をみること
がひとつの買い付けのテクニックなのです。

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宝石の仕入れと買い付けの違い〜その一〜 
2006.02.20.Mon / 02:41 
仕入れと買い付けの意味の違いはどこにあると思いますか?

アジア雑貨とかで頻繁に、海外で商品を買い付けするって言葉を
聞いたことありますよね〜

ところが、新聞や情報誌には、ほとんど買い付けのひとを募集している
っていう求人を見たことがありません。

宝石鑑定士の勉強をしているときに、先輩に宝石の買い付けの仕事がしたいっていうと笑われました。

「宝石の仕事で、宝石の買い付けの仕事がしたいっていうと笑われるよ〜仕入れの仕事がしたいって言わないとあかんよ!」

先輩がこうおっしゃっても私には、その意味がピンっときませんでした。

その当時、考えたあげく同じ意味にしか、思えなかったことが…

今は少し懐かしい。

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宝石買い付けの光線〜その一〜 
2006.02.18.Sat / 22:33 
宝石を買い付ける時に、ベストな光りのコンディションは、一般的には午前十時くらいから午後三時くらいまでの北光線で見ることがいいとされています。

直射日光の差し込まない北向きの窓側で、白い紙や白いパット、白いトレーのうえに宝石をおいて、宝石の良し悪しをチェックしていくのです。

室内で宝石をみることが、多いので部屋に電気がついていないかどうか基本的なことは絶対忘れないようにしたいものです。

手がこんでいる場所では、電気がついていることを感じさせないようなあかりがついていることもあります。

ランチタイムは日差しが強くなるので、ここはいさぎよくご飯を食べておいた方がいいのでしょう。

安定した光りのもとで、宝石を見ることが大事なんです。

ただ、これはあくまでベストなコンディションのはなしで、いつもベストな環境でみれることには恵まれません。

その日の天気が快晴、晴れ、曇り、雨などによって、光りの明るさはさまざまですから、明るさの違いによって、どんなふうに変わってみえるかをおさえることが大切なことです。

一日のなかでも明るさはさまざまに変わるので、外からのひかりがどんな様子なのかを時々チェックしないといけません。

ついつい、宝石を沢山見ているあいだには、おこたりがちなことですが、これは、宝石の買い付けに失敗しないひとつのコツです。


買い付けのプロは、買い付けの状況によっては、窓の外はこんな環境でも宝石をみているのです。

あとから画面をアップしておきますのでチェックしてください!


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エメラルドのメレ 
2006.02.17.Fri / 21:42 
エメラルドのメレを選別してみました〜これが、猫背のこだわりでーす!

20060217214218.jpg



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宝石鑑定士のカン違い 
2006.02.17.Fri / 20:30 
宝石鑑定士になれたら、特別に宝石の買い付けが出来るようになるんだ
ってと思ったことありませんか?

そんなことは、ありませんよね。

僕は、むかし宝石の鑑別の勉強をしているとき、そんな風に思い込んでいました。

そして…ついに念願の宝石鑑定士になれたのにやっぱ甘かった〜

今、思い出してもカン違いばかりとほろ苦い思い出だらけ!

何べん痛い目にあっても、宝石はかたいからいいけど、生身にダメージ受けてしまうと、ショックで、なかなか起き上がられまっせんー


訓練!訓練!ほとんど毎日1.5mm〜3mmのメレの選別が続きます。
時には、一日千個以上(おおげさ?)あったような気がするなあ〜
量だけが仕事じゃないから念のため!
これが、前の職場にいたバイヤーの第一歩みたいなお仕事ですからネ!はじめはわからなくてもわかるようになる〜

はてな、いつからそれがわかるようになったんかな?
忘れたかもしれません!

背中もネコみたいにまるくなって、猫背も倍!
ついでにアゴがあがって、変な生き物みたいになってしまいました。

これ、長時間何年も宝石の選別やってるとだいたいこうなる傾向
がする…

10倍ルーペとピンセット、1mm〜4mmの宝石毎日、いっぱいあったら、
変な生き物増えるって思ってたら、多分正解!(笑)

それでも、十数年たった今!もっともっといろいろなことがあって、皆様のおかげで、宝石買い付けの相談が出来る宝石バイヤーになりました。

これから、いろんな宝石や買い付けについての出来事などを書いていきますので、ご自分の宝石買い付けについてご相談のあるときはどうぞお気軽にコメントしてください。

よろしくお願いいたします。







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プロフィール

てぃびさん

Author:てぃびさん
大学を卒業後、G.I.A.G,G. (米国宝石鑑定士)を取得。
その後、大手宝飾品メーカーに入社し、ダイヤモンドの鑑定を皮切りに、海外でのカラーストーンの仕入れからジュエリーの企画、販売へと従事し、宝石にまつわるエトセトラを学ぶ。
退社後、海外の宝石のマーケットや原石の採掘現場などにおもむき宝石の買い付けや買い付けのご相談の仕事をやっています。

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