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エメラルド の記事一覧
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究極のエメラルドハートカット 
2006.09.18.Mon / 03:15 
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エメラルドのハートカット0.68ct。

これも、わたしのコレクションのなかのお気に入りだ。

珍しく透明感が高く、濃いグリーンで、石のカッティングも上々の仕上がりの逸品!

このところ、ハートカットの宝石ばかりにお呼びがかかっている。

既製品のジュエリーには、ハートカットの数が特に少ないせいだろう。

特に少ないはなぜか?

ハートカットの石は、ひとつひとつカッティングの状態がことなった石が多いから量産品として作るには手間がかかる。

形をそろえて、いいものに絞って石を買い付けするには、生半可な努力では、数が集まらないし、期間もかかる。

それが容易に出来るのは、一部の半貴石くらいだ。

そして、無理をしてあつめたところで、沢山売れるとは限らない。

大方こんなわけで、ハートカットのジュエリーが、なかなか見つからないのが現状だ。

実は、このエメラルドに早速オファーがあった。

特にエメラルドのハートカットのいいものは、見つけることすら、たやすいことではないので、またまた複雑な気分になる。

なりチュウ〜(笑)

中にはリカットして、いいものに仕上げたものもあるので、オファーがかかれば、こだわりがいもある。

しかしハートのリカットは必ずしも形が良く成功するとも限らない・・・

売れてしまえば、いちから石を探すところから始まって、またリカットも検討しなければならない。

ホント楽な仕事じゃあないですね〜

オーダーあるのは、うれしいけど・・・

只今当方、風邪で少しぼやきっぽいので、ブログみたひとは、最後は石の写真クリックしてみて癒されてください。

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お楽しみに〜

P.S.-前回のピンクサファイアのこたえ

どっちがいいかは、好みの問題です。わたしのなかでは、ふたつとも甲乙つけがたい石なんです。

今日のひとこと

宝石には、絶対とはいえないグレーゾーンがある。買い付けは好みがあるから面白い!
以上

今日は、グリーンガーネットさんの締めことばで!

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オーダーメイドのこだわり 
2006.07.07.Fri / 06:33 
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写真のエメラルドは、作成したばかりのオーダメイドのリングです。

主体石のエメラルドが最大限に引き立つようにメレダイヤとのバランスを生かした取り巻きのデザインにしたいとお客さまのご要望がありました。

まずは、エメラルドの品質には究極にこだわりをお持ちでしたので、沢山の最高級のエメラルドのなかから特にいいエメラルドをお選びいただきました。

取り巻きタイプのデザイン六枚作成してそのなかからのいちばんお気に入りのデザインがこのリングデザインです。

マーキースやペアシェイプなどをあしらったデザインもありましたが、取り巻きタイプのデザインには、デザインに遊びが多いとせっかくのいいエメラルドが価値を下げるということで、バゲットとラウンドブリリアントのメレを使用した取り巻きタイプのデザインに決まりました。

実はこのデザイン、簡単なようで難しい。

デザインとつくりにはかなりハイレベルな腕が要求されます。

周りを取り巻くダイヤモンドからデザインにはこんなこだわり・・・

バゲットの角ダイアにはエメラルドの照りを最大限に生かせるように輝きのバランスがうまくとれるようにこだわり、ラウンドのメレは、枠にセッティングされた後の輝きが明るく輝くものをセレクトしています。

このダイヤのこだわり具合はちょっとしたプロには、真似の出来ないこだわりです。

ハート&キューピットとかわかりやすいタイプのものではないとひとこといっておきましょうか・・・

そして0.1mm単位のダイヤのサイズのこだわりで、全体のリングのバランスをうまくとりました。

デザインから作りにはこんなこだわり・・・

既製品によくある主体石の周囲をただメレダイヤを取り巻いた硬いデザインではなく、主体石と取り巻きのかたちが自然な感じにみえるようにバランスをとってデザインしています。

また、詳しいことは企業秘密になりますが、主体石のエメラルドとダイヤモンドとの取り巻きの角度は、全体のリングのバランスが一番よく見えるようにセッティングしています。

取り巻きのデザインは、主体性の宝石と取り巻きのメレダイヤとのバランス次第で、出来上がりにとても違いがあらわれるからです。

それから、安っぽいジュエリーとは違ってこのリングの地金のプラチナ部分にはロジウムメッキなど用いていません。

高級なジュエリーとは、プラチナそのものの高貴な輝きと宝石とがひときわ美しさを奏でるものです。

オーダーメイドジュエリーと既製品のジュエリーとの違い・・・

おわかりいただけたでしょうか・・・


P.S.-取り巻きのデザインは難しい・・・

取り巻きのデザインはきっちりジュエリーのつくりを理解していないといいデザインが出来ないし、いいものは作れない。

さらに感性がよくないと、写真のエメラルドのような最高級なジュエリーは作ることは出来ません。

ところが、取り巻きは古びたデザインだというひともいる・・・

その多くは、昔はやった取り巻きをみてそういうくらいだが、宝石店でもそんな浅はかなことをいっているひともいるから、これにはちょっと情けない。

どんなデザインのタイプでも新たな可能性があって、そこから新しいデザインがうまれます。

要はどこをどんな風にしたら新しいものになるのか?

これをどのように考えてデザインすることができるかどうか?

こういったこと全てが仕上がり具合にあらわれます。

どんなデザインでもどんな魅力あるものができるのか?

これこそ本物のこだわりなんです。

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ジュエラーとしての誇り 
2006.06.22.Thu / 01:33 
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宝石やジュエリーは可処分所得によって、何を買うのか?

これは、現実的な考えとして確かに大事なこと。

ただし、予算にこだわり過ぎると、好みの宝石やジュエリーを買うのに、いいものを選べる範囲も狭まりますし、自分の好みで選べる幅も狭まってしまう。

これは、前回ブログでいったことです。

しかし、これを補足する必要があるので、今回はこんな話をしておきます。

宝石やジュエリーを購入するときには、婚約の記念をはじめ、結婚何周年やお誕生日などさまざまな節目を迎えるひとが、たくさんいらっしゃいます。

これからの門出を祝う、普段のありがとうや感謝の気持ち、頑張ってきた自分へのごほうびなど、こうしたさまざまな気持ちを、宝石やジュエリーとして、形にしたい。

当然ご予算のなかで、出来るだけいいものを選びたい。

とても素敵なことですし、これが大切な気持ちなのです。

だからこういったご相談を受けたときには、お客さまのご予算に応じて、めいいっぱい頑張ります。

そんなときには、わたしの可処分所得のウンチクなどは、忘れてしまってください。

現実と希望を重ね合わせる接点をどのように結び付けるのか?

宝石やジュエリーを選ぶ際には、とても大事なことです・・・

宝石やジュエリーには、夢や希望を現実なものにすること。

これが宝石やジュエリーの存在意義なのかもしれません・・・

写真はお客さまのご結婚記念日に海の波をイメージして作ったオーダーメイドのエメラルドのリング。

エメラルドの色や透明感、そしてリングのアームの角度、メレダイヤにいたっては、カットのメイクから輝きの発光具合まで・・・

わたしにとって、どれだけこだわりの高いリングなのかわかるでしょうか・・・

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プロフィール

てぃびさん

Author:てぃびさん
大学を卒業後、G.I.A.G,G. (米国宝石鑑定士)を取得。
その後、大手宝飾品メーカーに入社し、ダイヤモンドの鑑定を皮切りに、海外でのカラーストーンの仕入れからジュエリーの企画、販売へと従事し、宝石にまつわるエトセトラを学ぶ。
退社後、海外の宝石のマーケットや原石の採掘現場などにおもむき宝石の買い付けや買い付けのご相談の仕事をやっています。

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